低山に結構な確率で生えている朴の木、春には香しく美しい花を咲かせ。

夏には顔が隠れるくらいの葉っぱを付け、
秋には葉を落としてまた、春に花を咲かせる。そんなサイクル。
冬山を歩くと、人のあまり通らない道や、少し登山道を外したところに、傷や割れのない葉が転がっています。


朴葉で焼くとどうなるのかと言うと、個人的には、なんの味もなく。ほぼオーブンシートの代わりかな?
と、いう程度。
でも、飛騨地方の歴史を考えた時。山の中で焚き火をして、暖をとり、傍らの木や石の上に拾った朴の葉を敷いて、その上で持参したおむすびやおかずを温めて食べたのかと、想像すると。
直火に焦がされた葉の香りがかすめます。
Keep Burning